雇用保険法(第2章-2基本手当)kyh2603ウ

★★★★★★★★★★★★●●● kyh2603ウ賃金日額の計算にあたり算入される賃金は、被保険者期間として計算された最後の3か月に支払われた賃金(臨時に支払われる賃金を除く)の総額を90で除して得た額とされている。
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×不正解
 「賃金日額」は、算定対象期間において被保険者期間として計算された最後の「6箇月間」に支払われた賃金臨時に支払われる賃金及び3箇月を超える期間ごとに支払われる賃金除く)の総額を「180」で除して得た額である。
詳しく

 雇用保険法は、「標準報酬制」ではなく、「総賃金制(実賃金制)」を採用しています。

 賃金日額の算定の基礎となる賃金には、「3箇月を超える期間ごとに支払われる賃金(いわゆる賞与)」は、含まれません(就業規則に規定されているかどうかを問いません)。したがって、その額の多寡により賃金日額や基本手当日額が異なることはありません。平成21年、平成16年において、論点とされています。
 問題文において単に「賞与」というと、法4条4項にいう賞与となるため、賃金に含まれることになります。昭和57年において、ひっかけが出題されています。  kys6101C
 「180」で除して得た額です。「その期間の総日数」で除して得た額ではありません。平成14年、昭和57年において、ひっかけが出題されています。
 家族手当、通勤手当、住宅手当、時間外労働や休日労働に対する手当などは、賃金日額の算定の基礎となる賃金から除かれません。したがって、それらの多寡によって基本手当の日額が異なることがあります。平成22年、平成19年において、ひっかけが出題されています。労働基準法の割増賃金の基礎となる賃金から除外されるものと混同することのないようにしてください。  rkh2603エ
kyh18BC次の文中の     の部分を選択肢の中の適当な語句で埋め、完全な文章とせよ。

 賃金日額は、原則として、  B  において  C  として計算された最後の6か月間に支払われた賃金(臨時に支払われる賃金及び3か月を超える期間ごとに支払われる賃金を除く。)の総額を180で除して得た額である。

kyh11A次の文中の     の部分を適当な数字で埋め、完全な文章とせよ。

1 受給資格者の賃金日額は、被保険者期間として計算された期間に支払われた賃金(臨時に支払われる賃金及び   A  か月を超える期間ごとに支払われる賃金を除く。)を基に計算される。

kys63BC次の文中の     の部分を適当な語句で埋め、完全な文章とせよ。

 賃金日額は、原則として算定対象期間において、被保険者として計算された最後の6箇月間に支払われた賃金(  B  に支払われる賃金及び  C  ごとに支払われる賃金を除く。)の総額を180で除して得た額とする。

第17条 
○1 賃金日額は、算定対象期間において第14条(第1項ただし書を除く。)の規定により被保険者期間として計算された最後の6箇月間に支払われた賃金(臨時に支払われる賃金及び3箇月を超える期間ごとに支払われる賃金を除く。次項及び第6節において同じ。)の総額を180で除して得た額とする。

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