労働基準法(第2章-労働契約)rkh2202A

★ rkh2202A定年に達したことを理由として解雇するいわゆる「定年解雇」制を定めた場合の定年に達したことを理由とする解雇は、労働基準法第20条の解雇予告の規制を受けるとするのが最高裁判所の判例である。
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○正解
 定年に達したことを理由として解雇するいわゆる定年解雇制を定めた場合の定年に達したことを理由とする解雇は、法20条の解雇予告の規制を受けるとするのが最高裁判所(昭和43年12月25日最高裁判所大法廷秋北バス事件)の判例である。 
詳しく
(引用:コンメンタール19条)
 定年制度は、個々の企業においてさまざまである。定年に達した者をそのまま勤務延長し、あるいは身分を変更して嘱託等として再雇用し、引き続き使用している場合、定年に達した後も労働者は引き続き雇用されることを期待することとなり、特に使用者からそのような例外的取扱いをしないことが明示されるまでは定年後の身分が明確にならない。この場合の定年制は、定年に達したときに解雇することがあるという解除権留保の制度にすぎないものと解され、解雇に関する規定の適用を受ける

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