労災保険法(第4章-①保険給付の種類等)rsh2201B

★● rsh2201B労災保険の保険給付のうち、業務災害に関する保険給付は、労働基準法に規定する災害補償の事由が生じた場合にのみ行われるのであって、その種類は、給付を受けるべき者の請求に基づく療養補償給付、休業補償給付、障害補償給付、遺族補償給付、葬祭料及び介護補償給付に限られる。
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×不正解
 
業務災害に関する保険給付(傷病補償年金及び介護補償給付を除く)は、労働基準法に規定する災害補償の事由又は船員法に規定する災害補償の事由が生じた場合に、補償を受けるべき労働者若しくは遺族又は葬祭を行う者に対し、その請求に基づいて行われる。
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  業務災害に関する保険給付は、「労働基準法」に定める災害補償の事由が生じた場合のみならず、「船員法」に定める災害補償の事由が生じた場合にも行われます。平成22年において、ひっかけが出題されています。
 業務災害に関する保険給付は、7種類(①療養補償給付、②休業補償給付」、③傷病補償年金、④障害補償給付、⑤介護補償給付、⑥遺族補償給付、⑦葬祭料)ですが、すべて労働基準法(船員法)に定める災害補償の事由が生じた場合に行われるのではなく、傷病補償年金介護補償給付は、労働基準法(船員法)の災害補償の規定に基づかない労災保険の「独自給付」として行われます。本肢の場合、「労働基準法(船員法)に定める災害補償の事由が生じた場合」に行われる保険給付の中に「介護補償給付」が含まれている点においても誤りとなります。

 業務災害に関する7種類の保険給付のうち、傷病補償年金が抜けている点においても誤りとなります。

rsh19BC次の各文中の     の部分を選択肢の中の適当な語句で埋め、完全な文章とせよ。
 なお、以下において「労災保険」とは、「労働者災害補償保険」のことである。

2 業務災害に関する保険給付(  B  及び介護補償給付を除く。)は、労働基準法に定める災害補償の事由又は船員法に規定する災害補償の事由が生じた場合に、補償を受けるべき労働者若しくは遺族又は  C  に対し、その請求に基づいて行われる。

第12条の8
○2 前項の保険給付(傷病補償年金及び介護補償給付を除く。)は、労働基準法第75条から第77条まで、第79条及び第80条に規定する災害補償の事由又は船員法(昭和22年法律第100号)第89条第1項、第91条第1項、第92条本文、第93条及び第94条に規定する災害補償の事由(同法第91条第1項にあつては、労働基準法第76条第1項に規定する災害補償の事由に相当する部分に限る。)が生じた場合に、補償を受けるべき労働者若しくは遺族又は葬祭を行う者に対し、その請求に基づいて行う。

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