労働基準法(第8章-就業規則・寄宿舎)rkh2805D

★★★★ rkh2805D服務規律違反に対する制裁として一定期間出勤を停止する場合、当該出勤停止期間中の賃金を支給しないことは、減給制限に関する労働基準法第91条違反となる。
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×不正解
 
就業規則に出勤停止及びその期間中の賃金を支払わない定めがある場合において、労働者がその出勤停止の制裁を受けるに至った場合、出勤停止期間中の賃金を受けられないことは、制裁としての出勤停止の当然の結果であって、通常の額以下の賃金を支給することを定める減給制裁に関する法91条の規定には関係はない
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(昭和23年7月3日基収2177号)
(問)
 出勤停止の制裁が法第91条によって制限される場合は、実際上3日以上にわたる出勤停止は不可能となり、旧工場法による7日を限度とする従来の方針は、前述の3日を超える期間については賃金を支給するという変則な出勤停止を前提としない限り踏襲不能となる。出勤停止と法第91条との関係如何。
(答)
 就業規則に出勤停止及びその期間中の賃金を支払わない定めがある場合において、労働者がその出勤停止の制裁を受けるに至った場合、出勤停止期間中の賃金を受けられないことは、制裁としての出勤停止の当然の結果であって、通常の額以下の賃金を支給することを定める減給制裁に関する法第91条の規定には関係はない。但し、出勤停止の期間については公序良俗の見地より当該事犯の情状の程度等により制限のあるべきことは当然である。

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rkh1607B就業規則に制裁として出勤停止及びその期間中の賃金を支払わない定めがある場合において、労働者が、例えば5日間の出勤停止の制裁を受けるに至ったときは、当該5日間の賃金を支払わないことは、制裁としての出勤停止の当然の結果であって、労働基準法第91条の減給の制裁の制限には関係のないものである。○rkh1105A就業規則により出勤停止処分を課す場合、当該出勤停止処分により労働者が出勤しない期間中の賃金を支払わないことができるが、一賃金支払期における通常の賃金額の10分の1を超えてはならないこととされている。×rks4409A就業規則に出勤停止およびその期間中の賃金を支払わない旨の懲戒規程がある事業場で、ある労働者が10日間の出勤停止の制裁を受けた場合、労働基準法第91条にいう減給の制裁にあたる。×


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