選択記述・労働一般rih20

rih20次の文中の     の部分を選択肢の中の適当な語句で埋め、完全な文章とせよ。

1 厚生労働省「平成19年版労働経済白書」によれば、2006年春闘における民間主要企業の春季賃上げ交渉の妥結状況をみると、妥結額は5,661円、賃上げ率は1.79%となっており、これより調査範囲が広い厚生労働省「平成18年賃金引上げ等の実態に関する調査」によって、  A  について賃金改定の実態をみても、賃金の改定額が4,341円、賃金の改定率が1.6%となった、としている。

2 最低賃金法は、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低額を保障することにより、労働条件の改善を図ることを目的とし、また、地方最低賃金審議会は、都道府県労働局長の諮問に応じて、最低賃金に関する重要事項を調査審議し、及びこれに関し必要と認める事項を都道府県労働局長に  B  ことができると定められている。

3 最低賃金法においては、「最低賃金の適用を受ける労働者と使用者との間の労働契約で最低賃金額に達しない賃金を定めるものは、その部分については  C  とする。この場合において、  C  となつた部分は、最低賃金  D  定をしたものとみなす」と規定されている。

4 平成19年6月に厚生労働省が全国一斉に行った最低賃金の履行確保に係る一斉監督の結果によれば、一斉監督を実施した事業場に対する最低賃金法第4条違反(最低賃金額以上の額を支払っていない違反)があった事業場の割合、すなわち、違反率は  E  %であった。

①0.6 ②6.4 ③25.4 ④53.2 ⑤以下の ⑥以上の ⑦違反 ⑧解除 ⑨企業規模10人以上の企業 ⑩企業規模100人以上の企業 ⑪建議する ⑫指示する ⑬中小企業 ⑭伝達する ⑮と同様の ⑯破棄 ⑰報告する ⑱無効 ⑲零細企業 ⑳を超える
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A→⑩企業規模100人以上の企業(平成19年版労働経済白書)
B→⑪建議する(最低賃金法21条)
C→⑱無効(最低賃金法4条2項)
D→⑮と同様の(最低賃金法4条2項)
E→②6.4(平成19年6月の最低賃金の履行確保に係る一斉監督結果)
詳しく
最低賃金法第21条 
 最低賃金審議会は、この法律の規定によりその権限に属させられた事項をつかさどるほか、地方最低賃金審議会にあつては、都道府県労働局長の諮問に応じて、最低賃金に関する重要事項を調査審議し、及びこれに関し必要と認める事項を都道府県労働局長に建議することができる。
最低賃金法4条
◯1 使用者は、最低賃金の適用を受ける労働者に対し、その最低賃金額以上の賃金を支払わなければならない。
◯2 最低賃金の適用を受ける労働者と使用者との間の労働契約で最低賃金額に達しない賃金を定めるものは、その部分については無効とする。この場合において、無効となつた部分は、最低賃金と同様の定をしたものとみなす。
◯3 次に掲げる賃金は、前二項に規定する賃金に算入しない。
1 一月をこえない期間ごとに支払われる賃金以外の賃金で厚生労働省令で定めるもの
2 通常の労働時間又は労働日の賃金以外の賃金で厚生労働省令で定めるもの
3 当該最低賃金において算入しないことを定める賃金
◯4 第一項及び第二項の規定は、労働者がその都合により所定労働時間若しくは所定労働日の労働をしなかつた場合又は使用者が正当な理由により労働者に所定労働時間若しくは所定労働日の労働をさせなかつた場合において、労働しなかつた時間又は日に対応する限度で賃金を支払わないことを妨げるものではない。

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