労働一般(第1章-1労働組合法)rih0602A

★★● rih0602A課長以上の管理職の地位にある者の参加を許す団体は、いかなる場合にも労働組合法上の労働組合とはいえない。
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×不正解
 役員、雇入解雇昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある労働者、使用者の労働関係についての計画と方針とに関する機密の事項に接し、そのためにその職務上の義務と責任とが当該労働組合の組合員としての誠意と責任とに直接に抵触する監督的地位にある労働者その他使用者の利益を代表する者の参加を許すものは、「労働組合」に該当しない
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 管理職の地位のある者の参加を許す団体であっても、使用者の利益を代表していない場合には、労働組合と認められます。平成6年において、ひっかけが出題されています。
rih14D次の文中の の部分を選択肢の中の適当な語句で埋め、完全な文章とせよ。

 労働組合法第2条において、「この法律で「労働組合」とは、労働者が主体となって自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体又はその連合団体をいう。」としているが、同条第1号に規定する「役員、雇人解雇昇進又は異動に関して直接の権限を持つ  D  、使用者の労働関係についての計画と方針とに関する機密の事項に接し、そのためにその職務上の義務と責任とが当該労働組合の組合員としての誠意と責任とに直接にてい触する  D  その他使用者の利益を代表する者の参加を許すもの」はこの限りでないとされている。

第2条 
 この法律で「労働組合」とは、労働者が主体となつて自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体又はその連合団体をいう。但し、左の各号の1に該当するものは、この限りでない。
1 役員、雇入解雇昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある労働者、使用者の労働関係についての計画と方針とに関する機密の事項に接し、そのためにその職務上の義務と責任とが当該労働組合の組合員としての誠意と責任とに直接にてヽ いヽ触する監督的地位にある労働者その他使用者の利益を代表する者の参加を許すもの
2 団体の運営のための経費の支出につき使用者の経理上の援助を受けるもの。但し、労働者が労働時間中に時間又は賃金を失うことなく使用者と協議し、又は交渉することを使用者が許すことを妨げるものではなく、且つ、厚生資金又は経済上の不幸若しくは災厄を防止し、若しくは救済するための支出に実際に用いられる福利その他の基金に対する使用者の寄附及び最小限の広さの事務所の供与を除くものとする。
3 共済事業その他福利事業のみを目的とするもの
4 主として政治運動又は社会運動を目的とするもの

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ris5601E 労働組合法では、役員など使用者の利益を代表する者の参加を許すものは労働組合ではないとされているので、組合員の範囲は、必ず労働協約で定めなければならない。×

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