選択記述・社会一般sih26

sih26 次の文中の の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。なお、本問は平成25年版厚生労働白書を参照している。
1 児童手当制度については、「児童手当法の一部を改正する法律」が、平成24年3月に成立し、同年4月1日から新しい児童手当制度が施行された。これにより児童手当は、所得制限額(例:夫婦・児童2人世帯の場合は年収960万円)未満の方に対して、Aについては児童1人当たり月額1万5千円を支給することになった(所得制限は同年6月分から適用。)。
2 我が国の介護保険制度における介護サービスの利用者は、在宅サービスを中心に着実に増加し、平成22年には400万人を超えた。Bとは、重度な要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される中学校区などの日常生活圏域内において、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく、有機的かつ一体的に提供される体制のことをいう。平成23年度の介護費用は8.2兆円だが、高齢化がさらに進展し、団塊の世代が75歳以上となるCには、介護費用は約21兆円になることが見込まれる。介護保険制度の持続可能性を確保するために、介護給付の重点化・効率化や負担の在り方についても併せて検討していく必要がある。
3 加入する事業所の約8割が従業員10人未満である全国健康保険協会(協会けんぽ)は、平成20年10月に発足したが、発足直後の経済状況の大幅な悪化等により、平均保険料率は平成22年から平成24年まで3年連続で引き上げられた。こうした状況を踏まえ、平成22年度から平成24年度までに講じられてきた①協会けんぽの保険給付費等に対する国庫補助率を13%からDに引き上げる、②後期高齢者支援金の負担方法について、被用者保険者が負担する後期高齢者支援金のEを各被用者保険者の財政力に応じた負担(総報酬割)とする措置を、平成26年度まで2年間継続すること等を内容とする「健康保険法等の一部を改正する法律案」が平成25年通常国会に提出され、同年5月に可決・成立した。
①1 ④. ⑥% ②1 ⑤. ⑤%
③1 ⑥. ④% ④1 ⑧. ③%
⑤ ②分の1 ⑥ ③歳から小学生の第1子、第 ②子と、中学生
⑦ ③歳未満と、 ③歳から小学生の第 ③子以降 ⑧ ③分の1
⑨ ③分の ② ⑩ ④分の1
⑪ ⑥歳から中学生の第1子、第 ②子 ⑫ ⑥歳未満と、 ⑥歳から中学生の第 ③子以降
⑬地域支援事業 ⑭地域包括ケアシステム
⑮日常生活自立支援事業 ⑯平成 ③ ②年
⑰平成 ③ ⑦年 ⑱平成 ④ ②年
⑲平成 ④ ⑦年 ⑳包括的ケアマネジメント
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A→⑦3歳未満と、3歳から小学生の第3子以降

B→⑭地域包括ケアシステム

C→⑰平成37年

D→③16.4%

E→⑧3分の1

解説

A. 児童手当は、所得制限額(例:夫婦・児童2人世帯の場合は年収960万円)未満の方に対して、3歳未満と、3歳から小学生の第3子以降については児童1人当たり月額1万5千円、3歳から小学生の第1子・第2子と、中学生については児童1人当たり月額1万円を支給することになった。

B. 「地域包括ケアシステム」とは、重度な要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される中学校区などの日常生活圏域内において、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく、有機的かつ一体的に提供される体制のことをいう。

C. 高齢化がさらに進展し、「団塊の世代」が75歳以上となる2025(平成37)年の日本を考えてみると、およそ5.5人に1人が75歳以上高齢者となり、認知症の高齢者の割合や、世帯主が高齢者の単独世帯・夫婦のみの世帯の割合が増加していくと推計されている。

DE. 2010年度から2012年度までに講じられてきた①協会けんぽの保険給付費等に対する国庫補助率を13%から16.4%に引き上げる、②後期高齢者支援金の3分の1について、財政力に応じた負担(総報酬割)とする措置を、2014(平成26)年度まで2年間継続すること等を内容とする「健康保険法等の一部を改正する法律案」を2013(平成25)年通常国会に提出し、5月24日、可決・成立したところである。
出題根拠

A.平成25年版厚生労働白書P204
BC.平成25年版厚生労働白書P314
DE.平成25年版厚生労働白書P309

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